2001年10月15日/めぞふぉるて |
「画廊」を更新しました。 ウチの代表、すぎうらが協力し、 カワノさかな 他3名のアーティストによる、 猫にまつわる作品展「猫ねこ展」が9月に原宿で行われました。 私は9月23日に訪れたのですが、一緒に古いノートパソコン PowerBook 5300c を持っていきました。 そこに擬似的に毛筆の感触を再現できる画像ソフト、 Mac 書道 山水 入れておいたのです。 これに興味を示した、参加者の一人であるイラストレーター、船越哲也さんに描いてもらったものが この作品 でした。 これが初CGとのことです。 実はノートパソコンで絵を描くのは至難の業。 タテ4センチ、ヨコ5センチの狭いタッチパネルで指を思うところにカーソルを動かすのは、 マウスに慣れた人でも難しいもの。 全くの PC 初心者の船越さん。悪戦苦闘しながらも、すっかり Mac の魅力に取り憑かれたようです。 iMac ユーザーのカワノさかなには以前からこのソフトについて「いいよ〜」と薦めていたのですが、 いじらせてみたら このように描きました。 さすが以前からの Painter ユーザー。 すっかり気に入ったようでしたが実勢価格1万4千円程するソフトですので、 先日一緒に秋葉原に行ったときでもなかなか購入まで踏み切れない様子でした。 さて、肝心の猫ねこ展ですが、原宿竹下通りの喧騒を抜けるとそこは別世界。 まさに「老婦人と紅茶とクッキー」が絵になる空間に並べられた作品は、 穏やかな時の流れを感じさせてくれました。 猫洞まことさん が奏でるマンドリンや手風琴の音色も相変わらず懐かしく、新鮮でした。 とはいえホント言うと、外のシルバーリング店の売り子の掛け声がちょっとうるさかったけどね。 何はともあれ TAKINAMI さん 他、関係者の皆さま、お疲れさまでした。 |
▲おいでませニャー |
▲隠れ家的雰囲気 |
▲製作中の船越さん |
▲パステルならば… |
2001年10月13日/めぞふぉるて |
短編小説をやっとこさ1編更新しました。 執筆のきっかけは金縷梅氏とのメールのやり取りで考えさせられ、 氏の作品を読みつつ、自分なりの回答を出したかったところがあったからです。「現在」の自分の回答を。 数日満員列車の中で押しつぶされそうになりながら、プロットを固めていたので 実は本日、葉巻を1本吸いながら4時間で一気に書き上げました。 今回初めてApple PowerBook 5300 を使って執筆をしたのですが、文を書くための端末の重要性ってありますね。 なかなかいいマシンです。 題名をパクらせてもらったロシアの有名な文学作品「イワンのばか」は実は読んでいません。 これから読ませていただきます (^^; さて「イワノ」の直接のモデルになった人物ですが、いません。あえて言うなら自分かも。 ある意味「私小説」的作品かもしれません。 それだけに読み返すと微妙な愛着と嫌悪感とが交じり合った自分の排泄物に近い感情を持っていますが… 今のところ自分自身では評価できません。 良かったら感想をください。 |
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